賢者のおくりもの―オー・ヘンリー傑作選

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ユーザーによる口コミ・評価

平均評価: 5.0 / 3件のユーザーレビューがあります

2人中2人がこのレビューを参考になったと投票しています

評価: 5 大人になっても(2008-09-11)

初めてこの物語に出会ったのは、小学生の頃でした。
異国のクリスマスの雰囲気と二人の微笑ましいエピソードが
少女だった私に強いインパクトを与え。。。
それから歳月を経て、もう一度読み返した今、
何とも言えない感動が湧き上がりました。
大人になると目に見える物で損得勘定したり、物事を判断したりしがちです。
だけど、目には見えない形のないものが何よりも大切だということを
この本は思い出させてくれます。

ぜひお子さんに読んでもらって、大切なものは何なのかを
感じてほしい本です。もちろん大人の方が読み返しても
忘れかけていた大切な事を感じられるのではないでしょうか。

1人中1人がこのレビューを参考になったと投票しています

評価: 5 CMでも使われた名作(2006-10-03)

妻は自分の一番の自慢でもある大切なものを売り、夫のために懐中時計の鎖を、
夫は自分の一番高価で思い出のつまった大切な物を売って妻のために櫛を買います。
しかし、一番大切なひとを想い、自分の持っている一番大切な物とひきかえにして
買ったプレゼントは結局…

かなり前にCMにも使われていて、数十秒でも素敵なお話だったのですが、活字で読むと
さらに切なくなってしまいました。CMでは最後に、賢者のおくりもののふたりはお互いに
かけがえのないものを贈りあったのです、と言っていたと思うのですが、この本では
少し曖昧な終わり方。
幸せとは?人生とは?人と人との繋がりとは?いろいろ考えるきっかけとなる本です。

ホームレスの男のささやかな願いと悲しいのか男は幸せだったのかわからない結末(警官と聖歌)、
少女の心を守るために老人が描いた最期の傑作(最後の一葉)等、ラストの登場人物の
心情やこれからについて、思わず想像する、考える余地を残したちょっと滑稽で寂しく、
幸せで切ないお話が十話つまった短編集。
対象年齢が小学校上級生からなので、子供にも分かりやすい平易な文章です。
こ難しい文章を読みなれた大人にとって最初は読みにくいと思いますが、昔読んでいた
本の何か云いさとすような書き方を思い出し、違和感を残したながらも懐かしく感じます。
綺麗なめでたしめでたし…というお話ばかりではないので読後、さっぱりした気持ちには
なれないと思いますが、子どもに眠る前に読んであげたくなる本です。

7人中3人がこのレビューを参考になったと投票しています

評価: 5(2002-07-25)

ヘンリーの短編集のよさは、すぐ読める短い話の割に、
内容がとっても濃いということ。大事な人にプレゼントしたい本。