
平均評価: 5.0 / 28件のユーザーレビューがあります
論語を非常に分かりやすい言葉でまとめている(2008-11-01)孔子と弟子たちとの対話をまとめた「論語」を、非常に分かりやすい言葉で書いているのがこの「論語物語」だ。弟子たちとの対話がセンテンスで切られており、とても分かりやすい。私のお気に入りの1冊です。
儒教思想の入門書(2008-10-26)以前、この著作を読んだときには、素人の書いたおもしろおかしい小説、程度の扱いをされていたと思ったが、「学術」著作の一種として出版されたのに、驚いた記憶がある。
著者は、戦後、公職追放を受けたが、それにもかかわらず、この著作を出版した。
戦前のイデオロギー性はなく、論語の素直な解釈ではないかと思う。
特に、興味を引かれたのは、道教との比較を行っている部分であり、論語の宗教的特性をうまく表現している。
『論語』や『孟子』を原文で苦労して読むより、大衆向けに分かりやすく解説したこのような著作の方が、儒教思想の特徴をより鮮明に把握しているのかもしれない。
ウェーバーの指摘した、儒教思想の現世志向的性格とは何かを、分かりやすく説明した本として思い出した。
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「孔子」先生ってこんなお方ですね。(2008-03-02)確かに「物語」です。学校で習う論語は漢文、国語の授業ですね。それは、受けて側(学生)の問題意識もありましょうが、
文法・解釈、または教師の教条的な意見に終わりがちだと思います。やはり、背景を設定し、イメージを膨らませ、
丁寧に意訳することで、何がしか解ったような気がしてくる、ということではないでしょうか。時間と経験の中から
、課題が見えてきて、やっとその価値が解るようなものです。
今、めぐり合うべくして「論語」孔子にも出会ったように思います。
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星10個つけたいぐらいだ(2008-01-09)昨年末から今年にかけて読んだが、昨年読んだ本で間違いなくNO.1!今まで読んだ本でもベスト10に入る衝撃を受けた本である。恐るべし、孔子。
さて、本書は孔子の『論語』をもとに、下村湖人という人がわかりやすく再構成したものだが、これが・・・素晴らしい!漢文を読んでもさっぱりわからんけど、本書はとってもわかりやすい。まるで目の前に、孔子とその弟子たちが蘇るようだ。孔子の思想は深い。読むだけで目がウロコ。もっと早く出会いたかった。
実際、孔子は厳しかっただろうけど、優しく温かい人でもあった。それは何時も弟子たちのことを考えているところからうかがえる。
一番印象的だったのは、「志をいう」という話。孔子が弟子に自分の理想として、こう話した。
「わしは老人たちの心を安らかにしたい、朋友とは信をもって交わりたい、年少者には親しまれたいと、ただそれだけを願っているんじゃ」
要するに孔子は自分が第一ではなく、常に他者のことを考えていたのだ。自分を中心にした考え方=自己中ではないのである。
近年は、子供から大人まで自己中の人が増えてきて、家族を殺したり、罪も無い人を殺めたり傷つけたりする事件が絶えない。これは、自分を第一において考えているからではないか。
本書を読んで、今まで以上に他者の気持ち、立場を考えて行動するようにつとめようと決意した。ありがとう孔子先生!下村先生!
星10個つけたいぐらいだ。若い人には絶対読んで欲しい。
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孔子に触れる(2007-10-15)誰もが一度は触れたことのある論語物語。
漢文で難しいというイメージがありますが、この本は物語風でとても読みやすいです。
孔子と弟子とのやりとりが書かれており、その教えが意味することや、
どんな人に対する教えなのか、他の本では見えずらいところまで理解することができます。
一度でいいから直接話してみたい!という感覚になりました。
どんな疑問にも答える孔子、心の裏を見抜く孔子の姿は圧巻です。
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