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傾国の美女貂蝉(2008-12-09)1989年4月11日リリース。『群星の巻(後半)』と『草莽の巻(前半)』からなる。この巻では圧倒的な強さをみせる呂布が中心で、その呂布を董卓から引き離すために貂蝉が登場する。おそらく『三国志』で最も印象に残る女性はこの貂蝉ではないか、とぼくは思う。貂蝉にすっかりまいってしまう呂布がどこか微笑ましいし、目的を達して死んでいく貂蝉にも感じ入る。
これを機に呂布の時代が来るわけだが、呂布は貂蝉を忘れられず、貂蝉に似た女を娶ったりもする。張飛もそうだが呂布のこういうところが男の純な一端を見るようで好きだ。
現代にも袁紹や董卓のような輩は跳梁跋扈している。見ているだけでイヤになる。だから余計にどこか純な呂布や張飛に惹かれてしまうのはぼくたけだろうか。
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大きく動く!(2008-05-30)董卓が死に、曹操、孫策がどんどん強くなっていきます。
三国時代につながっていく序章というところでしょうか。
読めば読むほど先が読みたくなります。
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呂布は強いなあ(2007-06-07)第2巻は黄巾の乱が治まって、その後に実験を握った董卓が暴政を行い、その董卓と他の豪傑たちが戦うという辺りがが描かれています。メインとなっているのは、董卓の家臣である呂布がとんでもなく強いので、董卓と呂布を仲違いさせるべく、貂蝉という美女が二人に色目を使って騙す物語です。この部分は実話ではなく、貂蝉も実在の人物ではないそうなのですが、三国志のひとつのクライマックスと呼んでも良い盛り上がりを見せています。
この巻では玄徳がいまひとつ目立たないのが玉にきずなのですが、曹操、袁術、呂布といったライバルたちの性格が徐々に明らかになって来ていて、今後に対する興味をつなぎます。
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勢いに乗る曹操(2007-03-26)若かりし曹操が力をつけていく様が力強い文体で描かれていく。途中、いなごの大群が出てきたりして、そういう不確定要素が歴史の舞台に登場してくるのが面白い。
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稀代の反逆児呂布の一人舞台(2007-01-28)呂布のクーデターにより董卓の暴政に遂に終止符が討たれ、ようやく平安が戻るかと思いきや、戦乱の相がいよいよ深まっていきます。一方で思いがけない好機を掴み、帝を庇護することに成功した曹操が、覇権への第一歩を踏み出します。
劉備たち名優のための舞台が徐々に整いつつあるものの、その本格的な活躍はまだ先。本巻での主人公は呂布をおいて他にないでしょう。この三国志きっての反逆児がいよいよ真価を発揮し、縦横無尽に暴れまわります。並の者ならとっくに死に値する短慮でありながら、天賦の才に守られる彼の本能のままの裏切りと武勇はある意味痛快。傾国の美女貂蝉に初恋の少年の如く恋焦がれる姿は、どこか微笑ましくもあり、関羽などの傑物たちとはまた趣を異にした人間的魅力がたっぷり描かれています。
呂布を目の敵とする張飛もまた面白い。彼の猛進と失態を、劉備と関羽が呆れ、叱り、窘めるところはお約束ともなっており、三国志(特にこの第二巻)を楽しくするアクセントとなっています。
血なまぐさい時代を描きながらも、所々の喜劇性で巧みに読者をくすぐりながら、その世界のより深いところへ誘い込む。そんな吉川氏の高等技術が存分に堪能できる巻です。
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