いま、すぐはじめる地頭力

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ユーザーによる口コミ・評価

平均評価: 4.5 / 9件のユーザーレビューがあります

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評価: 5 考えるための基本が学べます(2008-11-27)

「結論から、全体から、単純に」考えるための「地頭力」について、非常にわかりやすく解説してくれています。

今回のこの本は、身近な事例を使い地頭力についてシンプルに解説してくれており、地頭力について体系的に定義付けすることに主眼が置かれていた前著地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」よりもわかりやすく、話し言葉や可愛らしい絵を使ったりと、肩肘を張らずに気楽に読めるように工夫されており、前著よりも万人向けな一冊だと思います。

「地頭力」とは、正解のない世界で、自分の頭で物事を考え、答えを生み出していけるような「考える力」です。それは生まれつきの部分も大きいようですが、トレーニングすることである程度鍛えることが可能であり、そのための手軽な方法として「フェルミ推定」というものが紹介されています。

手段ではなく結論(目的、ゴール)から逆算する「仮説思考力」
出来るところ、思いついたところからではなく、全体を見渡して分類し、
やるべきことから考える「フレームワーク思考力」
物事を一つではなく、複数の物を比較して見ることで、違うものの間にある、
似ているところや共通点、あるいは逆に同じような物の中にある違う部分を探し、
枝葉ではなく幹に当たる本質をとらえることで、単純に考える「抽象化思考力」
この本は、こうした物事を考えるための基本的な「枠組み」を理解するためには最適です。

また細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
ではさらに一歩踏み込んで、具体的な手順や注意事項という「中身」を詳しく解説
してくれているので、併せて読まれることで、より理解が深まると思います。

こうした地頭力による「結論から、全体から、単純に」といった思考法やMECE(漏れやダブりのない分類法)
といったものを活かせるノート法に、「マインドマップ」というものがあります。参考までに。
ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック) (アスキームック) (アスキームック)

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評価: 4 地頭力は鍛えられる!(2008-10-04)

本書は著者の前著「地頭力を鍛える」をより分かりやすく,より実践的に書いたものとなっている.

地頭力の本質は,「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である.つまり,「結論から」考える仮説思考力,「全体から」考えるフレームワーク思考力,「単純に」考える抽象化思考力である.

情報収集が重要な時代は情報を持つ者と持たざる者との格差があったが,現代はインターネットにより情報は検索すれば誰でも自由に入手することができるようになった.そのため,情報を持っているということよりも,収集した情報をどのように加工し,どんな付加価値を付けていくかが重視される時代となっている.

このような時代を生き抜くためには,著者は前述の3つの思考力に基づく地頭力が必要であると説いている.

具体的には,「結論から」はまず得られる結論を予測し,それに向って考えていくことである.また「全体から」は些細な事柄にとらわれずに,少し引いて,俯瞰した立場で考えるということである.最後に「単純に」は一見複雑に見える事柄でも,本質を捉え,それを分かった上で考えるということである.

地頭力という概念は,ビジネスだけでなく,日常生活においても,大いに活用できるものと思われる.地頭力というと一見先天的な能力のように思われるが,実はそうではなく,地頭力は鍛えられるということを示し,多くの人に勇気を与え,モチベーションを高めてくれる一冊である.

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評価: 4 地頭力入門ならこっち(2008-09-19)

前作よりも平易な文章で記述されているので
「地頭力」って何?って言う人は本書から読むと良いと思います。
地頭力の定義は他の方が書いているので私は感想だけ。

この本をよんで私は「目的と手段」という言葉の深さをしりました。
なんの(目的)のためにそれ(手段)を使うのか?

また手段自体が目的となっていないか?
その目的って他のもっと高次な目的達成の一つの手段にすぎないんじゃないの?と


フェルミ推定も問題を解いて正解することが目的ではありません。
あくまで地頭力を鍛える(目的)ための手段に過ぎないと筆者は語っています。
じゃ地頭力を鍛える目的は…それは人それぞれ。
言葉遊びみたいになってしまいますが、よりよく生きていくためと私の場合は付け加えて起きます。
影響を受けた一冊です。

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評価: 4 フェルミ推定は概算値を出すもの!(2008-09-03)

本書は、前作、『地頭力を鍛える』の平易な解説版として、書かれたものです。
前作では、『地頭力』そのものについて、難しい表現も多くあり、難読でした。
今回の本の内容は、平易に解説されており、分かりやすく書かれています。
『地頭力』に必要な「力」も、次の6つに定義されています。
・知的好奇心(原動力)
・論理思考力((守り)
・直観力(攻め)
・仮説思考力(結論から考える)
・フレームワーク思考力(全体から考える)
・抽象化思考力(単純に考える)

フェルミ推定を必要とする人は、特に本書の内容を熟読されることが必要
でしょう。その後に、前作、『地頭力を鍛える』を読まれたほうが、良いと考えます。
あまり、【地頭力】に頼ると、中途半端であれば、推定だらけになる可能性を秘めているようにも思われます。

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評価: 4 手軽な「地頭力」入門書(2008-07-18)

今流行の「地頭力」とはなんぞや?と思って購入しました。

つまるところ「地頭力」とは、
 現実・現場・現物から一旦「離れて」、
 結論から、全体から、単純に、物事を見直し、
 限られた時間と情報からその時々で自分なりに最善と考えられる解を見出す考え方であると、
理解しました。

 前書きにある本書の3つの特徴、すぐにでもはじめられる「地頭力」の具体的な実践法、日常生活に近い事例の採用、「視覚的イメージ」の重視(特に「離れる」ことの図解や「トンネル」の図解は分りやすい)、はほぼ満たされており、「世界が『少し』変わって見える」ような気にはなる。

 「向こう側に離れる仮説思考」「上空に離れるフレームワーク思考」はスイスイいくが、「対象物から離れる抽象化思考」はちょっとペースダウンする。特に、「言葉の一般化」までは分りやすいが、「モデル化」はちょっと舌足らずで、分りにくい。それでも「5W2H」と「田の字チャート」はすぐ使える。

 目的地が見えず、先入観にまみれ、物に取り巻かれて先が見えない人にお勧めであると思います。「離れる」ことがイメージできればそれだけでも結構使えそうです。