
平均評価: 3.5 / 21件のユーザーレビューがあります
キライな人のいいところを探そう(2008-12-01)脳についての知識はないのだけれど、この本はちょうど私が悩んでいたことに明確に答えてくれた。たとえば、ミラーニューロンの働きでキライな人の悪いところばかり見ているとだんだんそれが自分に転移してしまうこと、論文がなかなか書けないのはなぜかそしてそのための具体的な対処法など大いに参考になった。簡単に自分の正体を決め付けてはいけない、などと著者の暖かい人柄を感じさせる文章も好感が持てた。
「わかった!」感の本質(2008-11-28)『脳を活かす勉強法』、『脳を活かす仕事術』の見出しはわからない言葉が多い。
例えば
『脳を活かす勉強法』では、『鶴の恩返し勉強法』(P60)であり、
『脳を活かす仕事術』では、『タイガー・ジェット・シン仕事術』(P88)である。
『鶴の恩返し勉強法』とは、集中して勉強する(ちょっと人には見せられない程)
『タイガー・ジェット・シン仕事術』とは、いきなり核心を突いた仕事をする。
とのいう意味だとのこと。
このシリーズでは、このように、最初によくわからない言葉を出し、それを説明していく
という形式が非常に多い。これは、他の茂木氏の本にはあまり見られない特徴で、これが、
ある人にはなるほど「わかった!」という印象を与え、ある人には「それはないんじゃない」
という印象を与えているようだ。
私には、このシリーズはかなり内容が薄く感じられるが、それは、このような手法が多用
されているからに他ならない。
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もう要らないでしょ。(2008-11-14)この人は相変わらず自慢がヘタクソ。
その点だけでも読む気が失せる作家だが、内容も薄く、新知見に乏しい。
たとえば「院修了時には3月になっても就職先が決まっていなかった。」というが、結局は教授の一声でスンナリ決まったわけで、彼なりの自慢なのだろう。また、最近は、ますます原稿を書くスピードが速くなった、とおっしゃるが、ヘタな自慢であるし、読者としては彼の「斎藤孝」化を大いに危惧する部分だ。「世界に通用する学者になりたい」という抱負も、聞き飽きた。
さて、「アウトプットが大事だ」というのは昔から言われていることで、それを「運動神経」と結びつけてしまった点が、大胆な新仮説かもしれない。だからといって、まあ、どうというモノでもないし、それ以外に見るべき知見が披瀝されているでもない後半は、読むのが苦痛。
読まないほうが「仕事」ははかどるだろう。
とくに注意すべきは、パソコン・ネットのご時世だから暗記作業をなるべく減らせ、という彼の提言だ。
おそらく、限られたセオリーの知識さえあれば進歩可能な「理系世界」の人間だから、そういうことを言うのだろうが、文系世界では歴史・漢文古典・外国語・宗教などなど、あればあるだけ知識量はモノを言う。
下手をすると、体を動かしてバカになる「仕事術」であるかもしれない。
だが「仕事術」というタイトルだから、それで良いのだろう。
(ただし『私の仕事術』という書名が、よりふさわしかった)。
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今後は茂木先生にしか書けない本を期待しています(2008-11-12)茂木先生がどのようにして研究してきたか?
テレビでは分からない姿を垣間見ることはできたのは
読み物としては面白かった。
確かに目線や興味を一般人にまで下げてはいるが、
茂木先生の研究されていることなのか(?)、
実際に社会の仕事で役立つことはほとんどないのではない(涙)。
同時期に大量の茂木先生の著書が書店に並んでいるが、
こんなに量産している作者が心をこめて読者のことを考え、
日本の社会の発展向上のために書いた本とは思えない。
あくまでインタビュー記事を読んでいるようだった。
流行っているから依頼が殺到しているのかもしれないが、
決して作りこまれた、後世に残る名作にはならないだろう。
移り変わりの早い出版界で使い古されてしまうのではないだろうか?
今後の日本人の教育のために活かせる研究をぜひ続けていただき、
茂木先生にしか書けない名作を1冊でもいいから出してほしいと願う。
テレビで親しんでいただけにちょっと残念に感じてしまったので、
あえて辛口評価です。
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茂木先生の仕事のテクニック紹介ですね(2008-11-09) 脳の入力と出力のサイクルを回すのが極意とありました。実際に出力して、入力しないと仕事がうまくいったのか判断することもできないとありました。まずは行動に移し、何か形にしてみよということです。さらには自分の行動を記録にとり、自らチェックすることでその善し悪しが客観的にわかるとあります。そういえばスキーの上達のために自分のビデオを見たりしたことを思い出しました。
以前、脳整理法という本を読んだときはかなり読みづらい印象を持ちましたが、今回は仕事術というタイトルにふさわしく、茂木先生の実践してきたテクニック紹介といった印象を持ちました。脳の仕組みも随所に紹介があり、非常によみやすい内容となっています。
ただし「脳の情報整理術」の章はちょっと期待はずれ。整理はせずに、パソコンで検索に頼るという安易なIT化に見えました。
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