英語の文型―文型がわかれば、英語がわかる (開拓社言語・文化選書 5)

英語の文型―文型がわかれば、英語がわかる (開拓社言語・文化選書 5)

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  • メーカー: (株)開拓社
  • おすすめ度: 評価: 5.0
  • 人気ランキング: 本で43012位
  • 定価: ¥ 1,785(税込)
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  • 単行本
  • JAN: 9784758925051
 

ユーザーによる口コミ・評価

平均評価: 5.0 / 2件のユーザーレビューがあります

7人中3人がこのレビューを参考になったと投票しています

評価: 5 文型論に対する決定的一冊(2008-04-17)


 安藤先生は各所で文法論を展開しているが、本書は文型に関するものだけを一貫して一冊の形におさめたもの。
 日本の英語教育では五文型というのは伝統的に使用されてきているものであるが、すでに指摘されているように、不十分な点も多い。本書は、先行研究を踏まえつつ、膨大な英語資料と透徹した分析力から、最も説得力のある文型論を提示する。
 基本的な文型を設定し、様々な議論のなされてきたtough構文やthere構文をそこから派生させるものという体系化を行っている。単に文型論にとどまらず、端々に安藤先生のすぐれた考え方を見出すことができる。文型がそれこそ英語学の骨組となるものであると考えれば、いわば本書は、安藤英語学のエッセンスを味わうことのできる一冊である。

9人中8人がこのレビューを参考になったと投票しています

評価: 5 熱意と心配りと内容、どれをとっても感動します。(2008-04-17)

 この本は、学習文法の5文型の持つ有用性を十二分に尊重しながらも、その欠陥を、様々な知見をもとに、体系的にまとめあげてくれた学術書です。同じ著者による『現代英文法講義』(2005)の「文型」を、さらに充実させた内容となっています。
 本書を数回読んで感じたことは、内容が非常に高度であるにもかかわらず、(門外漢にも)実に分かりやすいコトバで説明してくれているという点が、まず、挙げられます。つまり、書き方が親切なんですね。
 さらに、随所に教師としての心構えを示してくれている、安藤先生の心配りが、とても嬉しい。たとえば、「文型というものは初学者向けのものであって、実用的でなければ意味がない」(p.40)とか、「そういう言語的環境を見出すことも、研究者のつとめの一つである」(p.52)、「生徒にものを突き詰めて考える訓練を与えない教育は、教育の名に値しないのである」(p.147)などという言葉は、教師や研究者が、常に心がけておかなければならないことではないでしょうか。ペダンティックに陥りかねない私などは、肝に銘じておかなければ、と思ってしまいます。
 現場の教師であるならば、一度はじっくり眼を通すべき書物と言えるでしょう。
 最後に、感謝の意味を込めて、気がついた誤植をいくつか。p.106NBの「次節」は「本節」では? また、p.162「トラックー杯」の「ー」は「一」の文字バケ。p.186準主「格」補語は、安藤先生の著書ですから、準主「語」補語でしょう。
 

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