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ニュース記事の地元の背景と世界の葛藤について(2008-07-13)国際ニュースの地名を元に立ち位置を定めて、世界の実相を俯瞰するという本書の
目的は9.11以後の世界の様相を資源、宗教、民族、地域経済、環境などの切り口から
多面的にまとめることに成功し、十分に目的を達成していると思います。
世界を六大陸ではなく、中東、アジア、ロシア・東欧、ヨーロッパ、南北アメリカ、
アフリカと大きくエリアを区切って章が設けられています。それらの域内のトピックスが
各章の冒頭に2頁割かれ、その後それぞれの項目を立てて、更に詳細な内容に各々
地図が挿入され各項1〜2頁で解説が進みます。
簡潔かつ明瞭にまとめられた内容は、一読するだけで、確かに表向きに語られる
世界情勢を把握する役を果たしているようにも感じますが、残念なことには
各ニュースに関する考察が単純化されて一義的に語られ、表題にもあるニュースという域を
超えてはなく、日本国内というやや偏った立場からの表現でしかないのではないか、
と感じてしまうことです。
今後本書の版を重ねるのであれば、「△△において、〜をすることは、○○の勢力を
拡大させ、紛争が拡大化する傾向になる」などと書いてしまうと、確かにそれを行うことが
悪いことのように思えてしまうのですが、地域の特質を考察するには、善と悪の戦いだけ
ではなく、相応の深い背景があるはずで、頁の制約はあるものの、その辺を十分に
解き明かすことで、「世界各地のあらゆる立場で葛藤が広がっており、一義的に語られる
ニュースの背景には広く深い背景がある」ということを表現し、読者も考察するする場を
提供できるのではないかと思います。
その点からは、世界を1冊でまとめるのではなく、各章を1冊にするなどで更に本書を
詳細な内容で補い、発展させるなどの試みも考えられるのかもしれません。
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火薬の世界地図〜こんなにアチコチでプスプスしてた?(2008-03-07) 見開きワンテーマで地図が57番まである。細部の話は半ページだ。
16ページまではキレイなカラー写真だ。そうかロシア国旗はマッカじゃ
なくなったんだね。以降はアカとミドリの二色刷り。添付地図には
河川や山脈の表示はなく、のっぺらシンプルな構成。
この地図の本領が発揮されているページは、なんといっても
・19経済水域・33パイプライン・39ユーロ圏域・50反米ネット
池上さんの本は、いつもマスメディアがなかなか取り扱わないテーマ
にも果敢に切り込んでいるのが良い!反米の話、中国のアフリカ外交
とか、五輪ボイコットなんて、そんな話があったのかと。
イマイチな点▲サハリン樺太の位置わからない
33番サハリン2の天然ガス問題は、日本の国益に関わる重要事項だ。
アジア19番に戻ってみても、サハリン記名なし。結局ネット検索した。
サハリンは稚内の北にある、ほそ長い「釣られた魚」みたいなヤツです。
面積は8.7万km2と実は北海道より大きい。九州(約4万)の2倍以上。
PS●初版読者、再投稿です。
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わかりやすい(2008-02-13) 非常に多岐にわたってトピックが選択されており飽きずに読み進めることができます。
ただし他の「そうだったのか!」シリーズと異なり数々の地域・国家を扱うため一気に読み進めるにはかなり気力が必要です。現代社会についてかなり広範囲な知識を身につけることが可能ですのでゆっくりと興味を持って読み砕くべき本です。
紛争系のトピックが多いですが中には「新・世界の七不思議」などのトピックも取り上げられており肩を張らずに読み進めることができます。各トピックも簡潔にまとめられており、かつ多色刷りであるためそれほど読者を選ばないと感じました。
10年ほど新聞を読んでいないという方でも必要十分な知識が身につくと思います。手っ取り早く情報を得ることができますのでお勧めです。
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この本片手に新聞を。(2008-01-07)今日現在新聞で報道されていることを理解する助けとなる本です。
50超の項目を各2ページほどで簡潔にまとめていて非常に読みやすいです。
実際この本を片手に新聞を読むとかなり力になってくれます。
タイムリーな内容なので「今読むべき本」だと思います。
「地球温暖化進む世界」
「イラクはどうなっているのか」
「日本を取り巻く領土・資源問題」
「アメリカ大統領選挙の行方」
などです。
最近になってニュースや新聞を読み始めたという人にはうってつけの本だと思います。
逆に以前から世界情勢に目を向けていた人には必要ないかもしれません。
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日本の平和を再認識(2007-12-22)2007年から2008年にかけて、世界で起こっていること、起きつつあることを、地図と共に解説した書です。
世界全体及び、中東、アジア、ロシア・東欧、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカの各地域別に構成されています。
各項目は見開き2ページないしは1ページと、あまり詳細な記述はなされていませんが、地図がよく工夫されており、理解に役立ちました。
特にロシアについては、新しい冷戦が始まっていると言っても良い状況が、とても良く理解できました。
世界各国で発生している資源の奪い合い、覇権の争い、宗教・民族紛争。
日本で普通に平和で暮らしていけること自体が感謝すべきことであるということを再認識しました。
『そうだったのか!』シリーズは、いままでの5冊全てにおいて、かなりの時間を掛け、細部にまで工夫をこらした、かなりの力作でした。
しかし、本作は、同じ『そうだったのか!』の題がふされていますが、やや踏み込みが浅く、最近の地図ブームに便乗して急ごしらえで作った感が否めなかった点は残念でした。
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