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ショーケンが作品の中核。大人の極妻、三田佳子の存在感が逆に薄れたか?(2006-06-13)三作目の極妻は三田佳子。岩下志麻のようなこわさではなく、十朱幸代のようなかわいさというわけでもなく、三田佳子は大人の落ち着きがあるので、ちょっと普通っぽい。ストーリーは、前作とのつながりはなく、丹波哲郎の親分が病死したことによる跡目争い。最新作からさかのぼって、これで極妻は4作目になるが、跡目争い以外の背景があってもいいかな、と思う。本作品のハイライトはなんといってもショーケン(萩原健一)だ。めちゃめちゃ危なそうな存在感。でもここではショーケンは仁義を通す男として描かれる。最後に意味不明に若い女に流れてしまうのはよくわからないが、親分との仁義と、ウマの合わない有力幹部、成田三樹夫とのやりとり、そして、三田佳子に色でせまられ、その上、かたせ梨乃にも色仕掛けでクラブのスポンサーにされるは、ショーケンが完全にストーリーの中核をになっている。
どうもしっくりいかないのは、夫である丹波哲郎を亡くしたあとの三田佳子が、引退して普通の女に戻りたいと酔っ払ってショーケンにせまる部分だ。いくらなんでも1万5千人の組織の親分の妻のするべき行動ではないだろう。この部分は極妻の女の情と弱さをあえて描きたい家田荘子の脚本からきているのだろうが、もうちょっと伏線がないと、理解に苦しむ。そして、お約束のかたせ梨乃は、前回程には脱ぎまくらないし、バカな行動もとらないので極妻とのダブル主役という路線が見えてくる。
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