ボビー BOBBY  [DVD]

ボビー BOBBY  [DVD]

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詳細情報

  • メーカー: 東宝
  • 発売日: 2007-08-10
  • おすすめ度: 評価: 4.5
  • 人気ランキング: DVDで26831位
  • 定価: ¥ 3,990(税込)
  • Amazon.co.jp: ¥ 3,198(税込)
  • OFF: ¥ 792(20%)
  • マーケットプレイス: ¥ 1,479より
  • DVD
  • JAN: 4988104043504
 

商品の説明・レビュー

Amazon.co.jpのレビュー

   1968年、ロサンゼルスのアンバサダー・ホテルで、ロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺される。すでに兄のジョンが暗殺されていたこともあり、次期大統領として国民の希望の星とされていたロバート。本作は、暗殺当日、ホテルに居合わせた22名の人間模様を、これ以上ないほどの豪華キャストが奏でていく。
   ある複雑な事情で結婚式を挙げるカップル、ドジャースの歴史的試合のチケットを手に入れたウェイター、上院議員のスタッフをしながらドラッグでトリップしてしまう若者、アルコールに頼る歌手…。22人というのは、やや多い気もするが、自身も出演するエミリオ・エステヴェスは巧みな交通整理で、それぞれの苦悩を浮かび上がらせる。最も印象に残るキャストをひとり挙げるなら、美容師を演じるシャロン・ストーン。人々をつなぐ重要な役どころに加え、60年代後半のヘア&メーク、ファッションも際立っている。
   人々の思いが集約し、当時の映像も交えたクライマックスは、あまりにショッキング。このとき、もしロバートが殺されず、大統領になっていたら、現在のアメリカも変わっていたかもしれないと思わせる。この後味は強烈だ。(斉藤博昭)
 

ユーザーによる口コミ・評価

平均評価: 4.5 / 17件のユーザーレビューがあります

評価: 5 希望を託し、燃え尽きてしまった、1968年のアメリカ(2009-04-15)

厨房ではヒスパニックとアフリカ系が長時間働かされ、それでも腐らずに前を見ている。
結婚によって兵役を回避しようとしているカップルは、いつのまにかお互いを愛し始めている。
電話受付の女性達は、退屈な仕事をこなしながら、愛を探している。
自分の価値を見失った中年の女性に、夫は愛を伝えようとする。
JFKとキング牧師を失ったアフリカ系の青年は、RFKのためにすべてを賭ける。
同じくケネディのボランティアの二人組は、なぜかヒッピーとラリっている。
プラハからの特派員は、「人間の顔をした社会主義」とケネディとの新しい関係に未来を見る。

混迷の時代の中、それぞれに悩みや苦しみを抱える様々な人々が、どこかに希望を見つけようと懸命にもがきながら、ロバート・ケネディ(ボビー)にその夢を見いだし、ひとすじの光を見ようとして、そして燃え尽きてしまう。
悲しくて、美しくて、そして愛しさがこみあげてくる映画です。
おそらく監督は、ベトナムを中心に分断と混迷に苦しんだ1968年を、現在のアメリカに重ねて描いたのだと思います。実際、この映画に現れる1968年のアメリカは、私たちの知るアメリカにとてもよく似ています。
そしておそらく監督も予想しなかったことに、ちょうど40年後の2008年には、同じように混迷から抜け出すための希望として、オバマ大統領が希望を託されました。
オバマ大統領が暗殺されるのではという懸念には、もちろん人種の問題もあるわけですが、この時代のボビーと同じように、さ迷う自分たちが見いだしたひとすじの希望が燃え尽きてしまうのでは、という恐れでもあるのかもしれません。

評価: 4 ボビ(2009-04-12)

エミリオ・エステベス監督作品としては「ウィズダム」「メン・アット・ワーク」と軽いタッチのものが多かったが、パパのマーティン・シーンの影響だろうか、今回の映画はとても政治的な色の濃い作品。とにもかくにもこの作品、ロバート・ケネディ暗殺のときのその時代に生きて、同じ場所(アンバサダーホテル)にいた普通の人々の群像劇。しかも全てがフィクション。最後の暗殺シーンに向けてドラマとしては盛り上がってくるし、何よりも俳優がオールキャスト。全員一律2千万の出演料で出演してくれたらしい。ドラマとしても秀逸。

評価: 4 映画全編を通して感じる切実さに心を動かされる。(2009-03-03)

どんなに世の中が暗くなっても完全に灯が消えてしまうことはない…
そんな風に思わせてくれる人っているものだ。
1968年、大統領予備選のさなかに凶弾を受け
6月6日に多くの人々の悲しみのなか命を落としたロバート・ケネディも、
そんなひとりだったのかもしれない。

この映画は、あの時代に確かに見えていたはずの希望が、
どれほど人々にとって貴重なものだったのかを強く感じさせてくれる。
他では決して実現しないであろう驚くほど大勢の名の知れた大物俳優たちが
この映画の脚本に心を動かされ、あの夜の運命の瞬間に
現場となったアンバサダーホテルに居合わせた人々のそれぞれを、
短い時間の中に凝縮させて演じている。

決して上手な映画とは言い切れない…
作品としての評価もいろいろと分かれることだろうと思う。
でも、ひとつのことは間違いなく感じられる。
この映画が作られた理由は、決してお金だけではないのだ…

幾たびも理想が掲げられ幾つものそれがはかなく消え去っていった。
人間の世界から問題がなくなることは決してなかった。
だからなのだろうか…今の時代に、
理想を掲げるということにはどこか陳腐なものを感じてしまうことがある。

ボクらはは希望を抱くとともに、それが消え去った時に傷つくことを恐れ、
失くした時の悲しみにあらかじめの心の備えをし、
理想を説く者に口元で笑みを浮かべながら接する。

でも今、この映画を見終わって思う。

世の中が真っ暗に思えても、どんなに夢物語だといわれても、
断固として理想を語る人というのはやはり人にとっては必要なのであり、
その理想を実行可能な事実として感じとり、
それを自分自身の理想としても語っていくことには、
きっと大きなエネルギーがあるのだ。

監督・脚本をつとめたエミリオ・エステベスをはじめ、
幾人かのオスカー俳優も含む豪華な顔ぶれの俳優たちは、
演ずるという自分たちの持つ資質と機会を用いて、
他の何よりも表現し、伝え、残しておきたいものがあったのだろうと思う。
そんな切実な想いが、映画全体の成り立ちから滲み出している。

結末は分かっていながらも見つめつづけてしまうあの日の出来事。
そしてそれに重ねて聴こえてくるBOBBYの演説の一言一句に、
心が震えるとともに涙を浮かべずにはいられなかった。

評価: 5 素晴らしい(2008-07-10)

多くは語りません、各、出演者の演技・演出の見せ方・構成・カメラワーク・そして、全てが繋がるラストシーン・素晴らしい!

評価: 5 日常の中で起こるテロの脅威(2008-03-25)

 1968年6月、僕は小学校5年生の頃。テレビ・ニュースで、ロバート・ケネディの暗殺事件を知った。当時、ジョン・F・ケネディが好きで、彼の伝記などを読んでいたことから、ロバートの死はショックでした。しかも、兄と同じく暗殺された事が、子どもながらに恐怖を感じました。テレビで何回も流される白黒ニュースが、今でも思い出されます。
 この映画は、彼が暗殺される日に向って綴られる22人の日常を描いています。それぞれにとっては、まさに日常生活。それぞれの時間が、暗殺のクライマックスへ。ドラマと実写フィルムを交えた映像は、自分もストーリーの中にいるような感じを受けます。日常生活の中で起こったテロを、脅威と感じる作品です。