
平均評価: 5.0 / 8件のユーザーレビューがあります
I Wish I Could Die( Enjoy or DIE ).(2008-11-03)ジョン・ライドンにはわかっていただろうか。本作がUKロック、いや世界中のロックを蘇生させることになろうとは。
ジョン・フルシアンテのプロジェクトによる「オートマティック・ライティング」を聴いてみて欲しい。あれが発表されたのは2004年だが、本作「パブリック・イメージ」は78年作だ。
ジョン・ライドンはやはり天才だ。ピストルズ時代においてもPIL活動においても、世界を変えてしまったのだから。
ピストルズのフォロアーも大勢いるが、PILにやられたミュージシャンも大勢いるのだ。ジョイ・ディヴィジョン、ザ・スミス、キュアー、ポップ・グループ・・・彼らの亜流は数知れず。本作で試されたレゲエの手法は、(あの)ザ・クラッシュにおいて「サンディニスタ!」でよみがえることになった。もちろん、「パブリック・イメージ」とは味が違うことは指摘しておく。
ジョン・ライドンは頭はいいが、決して幸せな人生を送れたわけじゃなかった。経済的に恵まれるようになったのは近年になってからだ。
なお、ジョンが親友のシド・ヴィシャスの死を知らされたのは本作発表後である。
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有限実行のカリスマ・ジョンライドン(2008-01-22)NANAの影響か知らないが、ピストルズと言えばシドヴィシャス!ジョンライドンって誰?シドがボーカルじゃないの?とかいうとんでもない認識の音楽ファンが増えているが、シドとジョンではそもそも音楽的な影響力と才能に差がありすぎて比較するのが馬鹿げているだろう。圧倒的なピストルズの知名度に比較して同じボーカリストが結成しているPILの知名度の低さはどうにも納得がいかない。本作はジョンのロック死亡宣言の後、死亡宣告後のロックの姿を提示した孤高の名作である。素人同然のメンバーが感性だけで叩き出した常識はずれのサウンドが後にポストロックの流れとして主流となっていく。特に本作ではキースレヴィンの鋭利なメタリックな響きのノイズギターが圧倒的でこの当時によくこんな音を出したもんだとその革新性に驚く。後の傑作2作と比較すると、まだ表現が稚拙な部分もあるが、ロックというよりテクノな感覚のバンドサウンドは、一見すると非常に単調で難解に聞こえるかもしれないが、聞き込むとその音色に魅了されるだろう。シングルのパブリックイメージだけはアルバムと異なってかなりポップだが、いきなりこんなカッコいい曲を出してしまうところがジョンらしい。
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「僕たちはただ愛してほしかっただけなんだ」(2007-05-11)あのジョンが心の底から何かを伝えるがために
真っ正面を向いているかの様なそぶりを全編に
撒き散らした衝撃のPiLファーストであり
実直な若さがほとばしる珍しいアルバム
annalisaはPiL史上燦然と輝く正統のラブソング(あるいは異性への憧憬)だった。
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不屈の闘志(2006-09-18)ジョン・ライドンは潔い。
過去の栄光は銭儲けの為のみにしか
利用しない。
名声もなんのその。
きっぱり伝説を捨て去り
(行動によって価値が上がり輝きも増す)。
若いとき聴いていた
変な音楽をキース・レヴィンや
ジャー・ウォーブルらと
ジョニー・ロットンという
一人歩きしていた伝説の
名前も捨てて
レゲエでもなくジャーマン・ロック
でもない
独自のレベル・ミュージック
を作り上げた。
8人中5人がこのレビューを参考になったと投票しています
法王の宣言(2005-10-20)今でもことあるごとに聞かずにはいられないアルバム。このアルバムの何が凄いって、キースレヴィンのギターが冴え渡っている!こんなギターは今でも聞くことができないくらい凄い!New Age SteppersやCreation Levelのギターも攻撃的てなかなかのものながらやはりこのアルバムのギターはより破壊的である。
曲だってジョンライドンの真骨頂!ピストルズ以上にこちらの方が破壊的で、"アナーキー"な不協和音がそこらかしこ。しかも不思議なことにポップ!
このアルバムは「もうパンクは終わった。」とその法王が宣言しながら次のWAVEをものの見事に開示した記念的な作品である。
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