
平均評価: 4.5 / 2件のユーザーレビューがあります
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良作。でも少し物足りない。(2008-09-05)すでにネット上で無料で公開されているアルバムなので、CDを買うまでもなく聴けてしまうのだが、
スタジオライブDVDが付いているので買う価値は十分あると思う。
作品自体は、現在のNINの最大公約数的な内容である。
テンションの高い曲あり、ひねくれポップな曲あり、アンビエントなインストありで
一気に最初から最後まで聴けてしまう。
だが、ファンからしてみると少々物足りないというのが本音。
少なくともあと2、3曲は欲しかった。
またFragileみたいな大作を作ってくれないかなぁ…なんて思ったり。
というわけで、星4つにさせてもらった。
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深淵の沼地を這い出た彼らは砂塵舞う夜の砂漠へ(2008-07-25)現在のNIN、トレント・レズナーが目指す方向性を如実に表した作品がこの「The Slip」だ。 今作はクールなノイズとキャッチーな陰鬱さの絶妙なNIN節はもちろんだが、バンドの一体感がより一層増し暖かみさえ感じる。しかし曲は砂のようにサラサラと渇いていながら狂気的。10曲43分の曲構成が拍車をかけ何度も聞きたくさせる傑作だ。 ただ゙The Downward Spiral゙や゙The Fragile゙のような病的で生々しくも美しいNINの核ともいえる部分は身を潜めており、後半にその匂いを漂わせる曲はあるもののどちらかといえば「Ghosts」のような渇いた叙情性。 全体的に゙With Teeth゙Year Zero゙Ghosts゙の影響が強く伺えるため、これが意味するものは未来への前進に他ならない。ドラッグの影響を解き放った今のトレントからは暗黒的な雰囲気を感じない。 湿った闇が覆う深淵の沼地を這い出て、砂塵舞い蒼い月が照す夜の砂漠へと彼らは歩き出している。 たった数ヶ月で作成された作品でこのクオリティの高さは、NINが孤高の領域へ足を踏み入れた証だろう。 この「The Slip」は世界で25万枚限定生産。全ての盤にシリアルナンバーが施されており、新曲10曲を収録した「AUDIO」と、新曲5曲のリハ-サル映像を収録した「VIDEO」の2枚組構成。さらに各曲のイメージイラストがステッカー仕様でランダムに3枚封入されている。